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はじめに

新年明けましておめでとうございます。
昨年も多くの方にお世話になりながら、地道に活動を続けることが出来ました。
応援してくださった皆様に厚く御礼申し上げます。
今年は東日本大震災から5年目の節目に当たります。
今年も市内測定や公開資料にあるような報告書の作成を通じ、南相馬の現状を知ってもらったり、
住んでいる人達の安心に繋がるように継続して活動していく所存です。

また、南相馬市小高区も今年の4月に避難区域の解除の予定となっております。
私達も昨年から小高区の中心街のウォーキングマップの作成を行っておりますし、
今年もそういった活動をつづけながら小高区の情報発信にもつなげていきたいと考えております。
まだ、復興は半ばだと思っておりますが、震災直後の3月末頃と比べると見違える環境です。
先が見えない環境からここまで復興できているのは、市民や行政、ボランティアで来られた方、
仕事で来ている方、多くの人達が少しずつでも努力した結果だと思っております。
私達、除染研究所は今年も着実な一歩を進めていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

平成28年 1月吉日

一般社団法人 南相馬除染研究所

代表理事 高橋 荘平

新しい取り組み

banner 高橋亨平前理事長は、東日本震災後いち早く行動を起こし、郷土の復興に不可欠な指針を示しました。
そのうちの1つに、放射能の影響を受けない新しい農業形態・生産品目を研究、創造、提案することで、南相馬を新しい農業の先駆地(メッカ)にしたいという思いがあります。
2013年から第一歩として、ビニールハウスでの水耕栽培を始めました。栽培の様子を報告します。2014年以降は生産品目や栽培方法の試行錯誤を重ね、研究を加速させたいと思います。

一般社団法人 南相馬除染研究所の取り組み

banner 東日本大震災に端を発する「福島第一原子力発電所事故」により広範囲が放射性物質により汚染され、それらによる人体への影響を最小限に留めるべく様々な除染や汚染地域の生活環境についての研究及び実践、データの蓄積と情報の公開に取り組んでまいります。

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